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ドバイ市内観光の最後は、ドバイフレーム。
市内でひときわ目立つ巨大建造物のドバイフレーム。ツアーでは外観を楽しむだけだったのですが、今回は中に入ってみることにしました。ドバイフレームまでのアクセスと見どころをご紹介いたします。
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ドバイフレーム
空港と市内を行き来していると、必ず目に入る金色の巨大オブジェがあります。
これは、2018年1月にオープンしたドバイフレーム。周囲に高い建物がないので、文字通り、額縁となってドバイの街並みを切り取って見ることができます。
ドバイフレームのエントランス近くにはバス停があり、路線バスでも簡単にアプローチできますが、今回は、エティハド博物館から配車アプリCareemを使ってタクシーで移動しました。
エントランス
未来博物館に比べるとあまり混んでいません。
ツアーでの立ち寄りも外観を見るくらいなので、中に入るのは少ないのかもしれません。こちらは、予約せず、オンラインで当日券を買っていくことにしました。現地の窓口でも買えますが、いつもの Klook が(その時点では)最安値だったので、Klookで購入しました。エントランスで送られてきたQRコードを見せるだけで入場できます。
詳細
・料金:AED 50
・営業時間:9:00~21:00
※2024年8月現在
入ったすぐそばには、お手洗いやウォ―ターサーバーがあります。
炎天下を歩く時間は少ないですが、それでも給水は大切な夏のドバイ旅行。上手く活用したいですね。
2018年1月にオープンしたドバイフレームの高さは150m、幅93m。2019年5月には「世界最大の額縁」として、ギネスにも認定されたそうです。
過去
館内に入り、QRコードをスキャンしてもらい、まず博物館のようになっている場所を通ります。ドバイの過去から現在、そして未来をたどっていく、ウォークスルー型の観光スポットです。
最初に見る過去のエリアは、ドバイ博物館のミニチュア版で、砂漠に住み、真珠が主産業だった時代の暮らしを垣間見ることができます。UAE・アラブ首長国連邦の建国は1971年、ここに来る前に見たエティハド博物館のあった場所が起点となっています。
クラシックなミシン。おしゃれですね。
早い段階から女性も平等に教育を受けける機会があったのがドバイ。そのようすはドバイ博物館でも見ることができましたが、こちらでも垣間見ることができました。
昔のお店のようす。
スパイススーク(市場)でも雰囲気は味わうことができますが、まだドバイが貧しかったころのようす。最新(デジタル)の展示もいいのですが、立体的なほうが心に残る気がします。
これらの展示エリアを通り(ドバイフレームの横側にあたる)エレベーターで展望台に進みます。エレベーターからは外の景色が見られるので、アトラクション感覚でした。
展望台
150mの高さまでほんの1,2分。ドバイの街を360度見渡すことができる展望台にやってきました。
飲み物やスナック、チョコレートを買える売店がありました。
ただし、イスやテーブルはないので、景色を見ながら立ったままで食べることになります。
ドバイフレームが立っているのは、ちょうどオールド・ドバイとニュー・ドバイの真ん中になりますので、左右で全く違った景色が広がっています。
左を見ると、クリーク(運河)やスーク(市場)、モスクなど、オールド・ドバイの街並みを見渡せます。
右側は、遠くにブルジュ・ハリファを始めとする高層ビル群。発展を続けているニュー・ドバイの街並みです。左右の景色を堪能した後は、下を見てみましょう。
床は透明ガラスになっており、スモークが取れると、150m下の景色を見ることができます。この上を歩くと、まるで地上150mを空中散歩しているかのような気分に!『最先端の透明ガラス製で完全亀裂防止なので安全です』と最初に説明を受けました。なので、もちろん歩いても壊れることはないのですが、やっぱりドキドキしますね。
この(一部)ガラス製の橋が、2本のタワーを繋ぎ額縁を作り上げています。
なお、常に下が見える状態になっているわけでもなく、両サイドは普通の床になっているので、怖く感じたらそちらを歩くこともできます。
未来のドバイへ
最後は、反対側にあるエレベーターで地上階へ。
過去から現在、そして最後は、ドバイの未来を臨場感たっぷりのバーチャル映像で見ることができます。
バーチャル・メトロポリス(Virtual Metropolis)では、ドバイメトロもパワーアップしており、さらにジュメイラ地区を空飛ぶ車が通過していきました。生活の中には人型ロボットがおり、体の一部に損傷があっても問題なく生活できるような未来。
一昔前ならSFの世界でしか見られなかったものが、現実に、すぐそこにやって来ている感じになる空間でした。
かなり面白かったです。
黄金比の建築物
ところで、出口に向かう前に、ドバイフレームの建設当時のようすや、golden-ratio (黄金比) についての説明がありました。ドバイフレームは、「黄金比」による理想的なバランスで建てられているようです。
黄金比とは、「 長方形の縦の線と横の線の長さが1対1.618の近似値で構成されている長方形 」で、人間が最も美しいと感じる比率だそうです。例えば、長方形の縦が10㎝だとしたら、横の長さは16.18㎝。京都の金閣寺やギリシアのパルテノン神殿、レオナルド・ダ・ヴィンチの ≪モナ・リザ≫ などが黄金比でデザインされています。
黄金螺旋(らせん)
さらに、黄金螺旋(らせん)
黄金比とは?基本的な考え方とデザインへの取り入れ方
黄金長方形にあるすべての正方形の列において、角の点を滑らかにつないでいくと渦巻き状の螺旋を描くことができます。これが「黄金螺旋」です。
単なる枠、また奇抜なものを造ったんだなあくらいの認識でしかなかったのですが、実際に入ってみるととても面白い体験ができました。行くたびに知見を広げられ、知的好奇心がくすぐられるのも、ドバイに惹かれる理由の一つかもしれません。
最後はおみやげ物やさんを見て終わりです。
快適だった館内から、一気にメガネが曇る酷暑の町へ。
最後に、ドバイフレームのカフェは出口のそば(外)で涼みながら休んでもいいかもしれませんね。
バスで移動
ドバイフレームからは路線バスで移動しました。
目的地は、(最終日のツアー集合場所になっていた)ドバイモールです。
ドバイの市内観光にはバスも役立ちます。
ドバイフレームのすぐ近くにバス停はありますし、路線は1つなので使い勝手がいいと思いました。
なお、現金では乗車できず nolカードが必要です。
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さいごに
ドバイフレームの黄金比率、美しい建築物だなとは思っていたのですが、過去から未来を見ることができる仕掛けになっているとは思ってもいませんでした。さらに、夜になるとフレームの部分が赤く光ります。ただし、そのライトアップは遠くから見た方がきれいです。なので、昼間にドバイフレームに上って、夜に(遠くから)ライトアップを楽しむほうがいいかもしれませんね。
移動に関しては、こちらもあわせてどうぞ。
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