「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。
半年ぶりにKLIA(クアラルンプール国際空港)にやってきました。
日本行の便はサテライトからの出発なので、” Satellite Golden Lounge KLIA ” が利用できます。前回見逃したのか新設されたのか分かりませんが、空港でのの動線が少し変わっていました。今回は、チェックインカウンターからラウンジまでの動線とラウンジの内部の様子をご紹介いたします(2024年7月の体験記です)。
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チェックインカウンター
クアラルンプール国際空港に着いたらチェックインカウンターへ。
ツアーでしたが(人数が少なかったからか)48時間前にWEBチェックインすることができました。ただし、航空会社の会員番号は入力できなかったので、そちらはカウンターで登録してもらいます。
衝立の内側にはソファーがありました。午後7時ごろでしたが誰もおらず、ほんの3分ほどで手続き完了です。なお、モバイル搭乗を持っていても、こちらで紙の搭乗券を発券してもらえます。
ビジネスクラス
隣りには、ビジネスクラスのチェックインカウンターがありました。
今回は、ビジネスクラスのツアーだったので、他の皆さんはこちらでチェックインしていました。ツアー(グループチェックイン)だと予約番号は同じなのですが、マレーシア航空のシステムでは別々でチェックインできました。なお、自分だけ選択してチェックインする場合は、他の方の個人情報(パスポート番号など)は表示されません。
出国
チェックインが終わったらそのまま出国します。出国時は、機械に搭乗券を読み込ませ通過します。その後、エレベーターなどで1階おり、出国審査へ。
パスポートコントロール(出国審査)には近未来的なブルーラインの有人カウンターもあり、入国時に自動化ゲートを登録していない方やスタンプを押してある方は、そちらを通ります。このときは、待ち時間ゼロでした。
私は、すぐそばの自動化ゲートへ。パスポートを読み込ませると簡単にゲートが開きました。楽々出国です。
特別ルート
ところで、チェックインカウンター(You are Here)で上の写真のような案内図をもらいました。スタッフによると、G1 からスペシャル・シャトルサービスがあるとか。最初の荷物検査を受けた後バスに乗らないといけないと思っていたのですが、どうやら特別ルートがあるようです。
行ってみましょう。
このゲートから入ります。
小さなラウンジがあり、スタッフが応対してくれます。
『バスならすぐ出発できますが・・・』と言われたのですが、せっかくなので専用車を待つことにしました。待つと言っても1分ほどです。
やってきたのは、すごくかっこいいBMW!
移動時間はほんの5分ほどですが、荷物をトランクに入れてもらいラウンジ(サテライト)へ向かいます。許可を得て車内の写真を撮らせてもらいました。こんな高級車に乗ったのは、カナダのトロントでの乗り継ぎ以来です。そのときもBMWだったのですが、クアラルンプール国際空港でもこんな対応をしてもらえるとは思ってもみませんでした。
なお、通常は、バスでサテライトへ移動します。なので、エアロトレインの再開までなのか、今後もサービスが続くのかは分かりませんが、とても贅沢な体験ができました。
BMWはこちらに着きました。
今回とは反対に入国するこきは、こちらで車を待つようです。
待合室には飲み物も用意されていました。
あとは、エスカレーターで1階上がるだけです。
最終的にこちらに出てきました。
ラウンジはすぐそばです。
なお、無料の(空港内を走る)車もあるので、そのままゲートへ行く際にはそちらに乗ることもできるようです。
入国
なお、入国時、一般には黄色い案内に沿ってバス乗り場に進みます。
しかし、ビジネスクラス以上利用時は、この辺り(右のほう)にある専用バス、もしくはBMW乗り場に進むといいようです。
すぐに大きな看板が見つかりますので、ビジネスクラス以上を利用時はこちらへ進みましょう。
入国だけでなく、A, B, G, H ゲートへも行けるようです。もう少し大きな文字で "FIRST & BUSINESS CLASS" と書いておいて欲しかったです。着いた時は、見逃してしまいました。ツアーのメンバーも知らなかったようで、同じくビジネスクラスに乗られていた方々も(私の前を歩いてバスに乗ったので)知らなかったようです。
到着時は、少しでも早く入国したいとはやる気持ちを抑えて、まずはこの看板を探してみてくださいね。
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マレーシア航空のラウンジ
さて、ゴールデン・ラウンジへ。
KLIA(クアラルンプール国際空港)には、以下の3つのマレーシア航空のラウンジがあります。
MHラウンジ
・サテライト・ゴールデン・ラウンジ
・ゴールデン・ラウンジ・リージョナル
・国内線ゴールデン・ラウンジ
- 場所:ゲートC1の2階
- 営業時間:24時間
ゴールデン・ラウンジは、すべてのビジネススイートおよびビジネスクラスの旅客が利用できます。また、その他の旅客は、事前に購入した1回入場用ラウンジパスまたはウォークイン・ラウンジパスを使用してアクセスできます。
- 詳細はこちら >>> 【公式】マレーシア航空・ラウンジ
前回はシンガポールを経由して帰国したので、ゴールデン・ラウンジ・リージョナルを利用しました。そちらより豪華なので、楽しみです。
ゴールデン・ラウンジ・リージョナルのようすはこちらをどうぞ。
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KLIAのゴールデンラウンジとマレーシア航空・短距離線 搭乗記
「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。 クアラルンプール(KUL)からは、シンガポール(SIN)経由で帰ることにしました。ブリティッシュエアウェイズ(BA)のAviosで発券した特典航 ...
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ゴールデン・ラウンジ
エレベーターでさらに1階あがるのですが、以前のラウンジ(閉鎖中)もあるので、ちょっと紛らわしいかもしれません。場所は、ゲートC1の上です。
Business Suite
入口は同じですが、Business Suite(≒ファーストクラス)は右側に進みます。
シャワールームとダイニング、そして奥は静かに過ごせる場所になっていました。
シャワールーム
シャンプーとボディーソープはありますが、コンディショナーはありませんでした。でも、髪がパサパサニならなかったので、リンスインシャンプーかもしれません。
ドライヤーはありませんので、シャワールーム入り口のスタッフにお願いしましょう。
シャワールームは男性と女性に分かれているので、数は少なかったですが、待ち時間もありませんでした。
ダイニング
まるで、レストランのような雰囲気のダイニング。
まずは、シャンパン。至極の時です^^
今回、マラッカの観光時に願い事が叶う場所があったので「楽しく旅が終わりますように」とお願いしたのですが、叶ったようです。
まずは、前菜。
マンゴーのサラダと書かれていたので注文したのですが、青いパパイヤのようなサラダでした。思っていたのとは違いましたが、美味しかったです。
「そうえいば今回ラクサを食べなかったな」と思い出し、最後にラクサ。
麺は春雨で、期待していた味ではありませんでした。でも完食。個人的に一番美味しかったのは、シャングリラホテル・クアラルンプールのラクサです。
最後にデザート。
アイスクリームとチョコレートブラウニーでした。
食後は静かな場所に移動しました。
こちらで搭乗時間まで寛ぎます。
最後に白ワインをいただいて、最後までゆっくりできました。
Nap Room(仮眠室)
奥には、FIRST CLASS SUITE へのドア。この奥にはまた別の世界が広がっているのでしょうね。
そのそばには、Nap Room がありました。
男性と女性用に分かれていて、男性用の方が少し広かったです。
今回は3時間ほど前に空港に着いたので、かなりゆっくりできました。名残惜しいですが、出発ゲートC26へ進みます。なお、搭乗ゲートがある待合室の前にはセキュリティチェックがありました。
Seat Alerts
マレーシア航空(MH)は、JAL同様、搭乗前でも(無料空席検索アプリ)Seat Alertsが使えました。
行きは空港への電車の中で1席空きがあるのを見つけ、セルフチェックイン(キオスク)で無事ゲット! 帰りは、王様シートは叶いませんでしたが、一番前の座席が空いていたので、ラウンジで変更してもらいました。
ANAやチャイナエアラインでは前日くらいから検索できなくなってしまいましたが、MHとJALは大丈夫なようです。
簡単に空席が検索できるのはいいですね。
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さいごに
クアラルンプール国際空港では、チェックインカウンターも出国審査も待ち時間ゼロで通過できたので、ストレスフリーでした。さらに、まさかのBMWでの空港移動!シャトルの再開が遅れてもいいなとちょっと不謹慎なことを考えてしまいました・笑。
ラウンジの食事(種類)は少ないですが、混んでいないのがいいですね。終始スムーズ、いろいろタイミングが良かったのかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
王様席をゲットできた搭乗記もあわせてどうぞ。
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王様席を狙いたい!マレーシア航空ビジネスクラス搭乗記 ~チェックインから到着まで~
マレーシア航空ビジネスクラス搭乗記です。
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