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2023年5月に始まった「NT$5000プレゼント抽選キャンペーン」。3日以上の滞在等の条件はありますが、日本から台湾への旅行者も増えているそうです。そんな台湾へは、事前にオンラインアライバルカードを申請しておくと入国カードを書かなくてすみ便利です。
今回は、チャイナエアラインで行く台湾旅行第一弾「準備と搭乗記」をお届けいたします。
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台湾入国
まずは、行く前に、入国条件を調べてみました。
パスポート
2017年8月15日、台湾外交部領事事務局は、観光等短期滞在目的で査証なしで訪台する日本国旅券所持者の旅券の残存有効期間について、これまでの3か月以上とする制限を撤廃し、滞在予定日数以上とすることに変更した旨発表しました。
日本台湾交流協会
ということで、パスポートの残存有効期限が少なくても、滞在予定日数以上残っていると入国できるようになっていました。
しかし、何らかの理由で、台湾での滞在が旅券の有効期限を過ぎた場合、当該パスポートは無効となります。そうなると、パスポートが再発行されるまで、台湾を出国することはできなくなります。残存期間がギリギリでも台湾に行くことができますが、台風などのイレギュラー発生時には注意が必要です。
残存期間のチェックは大切です。
入国カード
次に、台湾入国に必要なものを確認します。
短期間で観光に行く場合に必要なものは「入国カード」のみです。
入国カードには、オンラインと紙の2種類あります。そのうち、 内政部移民署 Online Arrival Card では、事前にオンライン申告できるのでおすすめです。パソコンだけでなく、スマホ、タブレットから簡単に操作できました。
居留証(ARC)や外交官員証(MOFA CARD)及び在留ビザを持たない外国籍の方は申請可能です。
- 詳細はこちら >>>中華民国内政部移民署
申請するには、以下のような注意事項があります。
詳細
1.毎回入国審査を受ける前までに登録
2.すべての項目は正確に、詳しく登録
3.英語氏名の欄はローマ字とスーペスのみ
4.中国語で入力する場合は繁体字で入力
以下、実際に申請した画面で簡単にご説明いたします。
入力、もしくはプルダウンで選択していきます。
City/State は任意なので空欄で大丈夫です。記入が済んだら「NEXT」で次に進みましょう。
国籍やパスポート番号を選んだり入力したりします。
なお、日本パスポート保持者で短期観光の場合ビザは不要なので、”Visa-Type" は、Visa-Exempt を選びました。
この先も「居住国」や「台湾での滞在記(ホテルなど)」を入力していくのですが、難しい点はありませんでした。
PCでも同じようにできます。
最後に入力内容(パスポート番号など)と4桁の認証コードが表示されますので、確認後に認証コードを入力して「CONFIRM」ボタンをタップしましょう。「Your application is accepted」が表示されれば、申請完了です。登録後、「Online Arrival Card Import Apply Success」という内容のメールが届きます。私は30秒後くらいにOnline Arrival Cardが添付されたメールが送られてきました。
入国当日は、入国審査場(パスポートコントロール)で、「オンラインで入国カードを提出済み」と伝え、パスポートを提示するだけでした。なお、入力漏れの項目があれば、改めて紙版の入国カードで再記入することになります。
便利でいいですね。
台湾のオンライン入国カードは、入国前いつでも申請できます。早く申請してもデータが消えてしまう心配はありません。台湾への入国当日、日本の出発ロビーや飛行機の中などでも申請できます。
ただし、ネット環境にトラブルが発生するかもしれませんので、事前に対応しておくのをおすすめします。
事前座席予約
さて、入国準備ができたら楽しみのフライトです。今回はチャイナエアラインを利用しました。
チャイナエアラインは、非常口や前方の座席を事前に予約する場合は有料となります。
有料の座席指定は2種類あり、「エクストラコンフォートシート」と「プリファードシート」です。チケットの予約クラスや会員レベルによって無料となる場合があるのですが、ステイタスマッチでいただいた上級会員「エリートプラス」のステイタスのおかげで、一部の座席が無料で指定できました。
私のチケットの予約クラスは " N " 。この場合、「プリファードシート」のみ無料となります。
非常口座席(27A/C/H/K)は、7,490円もの追加料金が必要です。
大型機のA330の座席番号 AやKだと、ドアの出っ張り(非常用ボートの収納部分)があるので、すこし窮屈そうです。
また、非常口座席ということで、緊急脱出時には客室乗務員の指示に従って手伝わなくてはなりません。なので、英語や中国語を話すことが条件です(航空会社によっては16歳以上などの年齢制限があります)。
一方、27D / E / F / G のバルクヘッド前の(広い)座席は、無料で座席指定できました。
こちらも十分に足は伸ばせますし、かなり快適に過ごすことができました。なお、前に壁があるこちらは非常口座席にあたりませんので、制限はありません。
ただし、映画などを見るための個人用画面は収納式ですので、搭乗時や離着陸時などは使うことができません。
ちょっと不便なところはありますが、足元が広い快適性を選びました。
また、事前の座席指定は有料ですが、当日だと無料でリクエストできます(年齢や、英語が話せるなどの条件あり)。
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A321neo(成田→高雄)
行きは、成田国際空港から高雄まで。
チャイナエアラインだと直行便があります。しかも大好きな機材、A321neoです。
B737同様に、通路が1本の飛行機ですが、機内はゆったりしているように感じました。新しいしね。
行きは当日リクエストの非常口座席。
周囲は台湾のツアーの方でいっぱいだったのですが、その中に紛れ込みました。
ANAのA320-neoとの違いは、非常口座席といっても、前方に広いスペースがないことです.
他の席より、若干足元が広い気がしますが・・・。
もちろん非常口座席なので、足元に荷物を置くことはできません。
シートポケットに小さな荷物(ポシェットくらい)は入れることができますが、客室乗務員の方に大きすぎると判断された場合は、上の棚に入れなくてはなりません。
さらに、緊急脱出時には客室乗務員の方のお手伝いをしなくてはなりませんので、安全のしおりはしっかりと読んでおきます。
エンターテインメント
個人用画面も大きくて、画像がきれいでした。
全員が搭乗したあと、イヤフォンが配られました。
A321neoのイヤフォンジャックは1穴なので、アジャストするためのツールも一緒にもらいます。このイヤフォンは、他の航空会社の物に比べると、耳の部分が柔らかくて、長時間使用していても耳の穴が痛くなりませんでした。
スマートフォンなどを充電できるUSBも付いています。
毛布と枕は、お願いすると借りることができます。
ただし、昼間の便なので、全員分はないようです。
窓からの景色
非常口座席だけ、窓のシェイドの位置が違いました。
下から出てくるようです。
今回は機種に向かって右側の席だったので、眼下に富士山を見ることができました。
夏の終わり。まだ、雪は降っていませんね。
機内サービス
まずは飲み物。
お酒類もあったのですが、気になった、ピーチジュースにしてみました。ちょっと炭酸は抜けていましたが、美味しかったです。
機内食は、シーフードチャーハンとハンバーグの2種類からのチョイスです。
シーフードチャーハンの方にはチキンのバターソテーも付いていて、美味しかったです。
この機材は、ピカチュウの塗装機ではなかった(と思う)のですが、機内のカップやディスポーザルバックには、ピカチュウが付いていました。
入国書類
台湾入国には、入国書類が必要です。
ただし、事前にWebアライバルカードを提出しておけば、記入の必要はありません。また、税関申告書も不要です(2024年3月現在)。
ところで、上級ステイタスのエリートプラスの威力はすごく、わざわざ毛布を持って来てくれたり、書類も個別に持って来てくれました。すでにオンラインで電子アライバルガードを提出していたので不要だったのですが、とても親切にボールペンまで用意してくれたので、いただいておくことにしました。どの路線でも、責任者の方が丁寧に(ときには日本語で)挨拶してくださり、久しぶりにチヤホヤされました・笑。
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A330(台北→成田)
帰りは、桃園空港空港から成田国際空港に飛びます。
桃園国際空のゲートの窓からは飛行機がきれいに見られます。
なので、飛行機に乗る前、これだけでテンションが上がります。
帰りは大型機になるので、イヤフォンは、搭乗する前に自由に取って行けるようにセットされていました。
A330-300 、2-4-2配列になります。
非常口座席には "Reserved Seat" となっていました。ほぼ満席の便で、これらの座席のみが空席でした。
かなり年季の入った機材です。
個人用画面も小さいし、座席も、A321neoに比べると狭かったです。
心なしか、足元も狭い気がしました。
最前方席
エコノミークラス前方座席は有料でしたが、エリートプラスのおかげで、10番以降は無料で座席指定できました。
とりあえず、10Gを事前座席指定しておきました。
当日(チェックイン時に)、最前方の座席に変更。
当日なら、無料で座れます。
あくまでも空席があればの作戦ですが、帰りも広い座席で寛げました。
機内食
台北からの便も機内食は2種類。
ビールとビーフの機内食。ラウンジで食べすぎてしまったのですが、こちらも美味しくいただきました。
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さいごに
台湾入国最新情報(2024年3月現在)とチャイナエアラインのおすすめ座席をご紹介いたしました。
昨年夏と10月に行った台湾旅行のようすをやっとアップすることができます。
このときは、デルタ航空のステイタスマッチの恩恵を受けたフライトでした。羽田国際空港のデルタ航空のラウンジは、エコノミークラス搭乗時には使えないので、出発は成田にしました。成田国際空港なら、チャイナエアラインのラウンジが利用できましね。さらに、クレジットカード会社のラウンジも使えるので、スカイチームのエコノミー利用時は成田空港発が好きです。
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