「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
3日目の朝の集合は、8時30分。1日ごとに30分ずつ集合時間が早くなるので、覚えやすかったです。
この日は、1日ドバイの市内観光です。
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ジュメイラモスク
ジュメイラ・モスク(1978年建立)は、ドバイの中では1番大きく、最も美しいモスクとして知られています。また、非イスラム教徒でも中にはいることができる、ドバイで唯一のモスクです。
ジュメイラとは、アラビア語で「美しい」という意味をもつように、美しいその姿は、ドバイのアイコン的存在の建物だそうです。
宿泊しているJWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイからも近いジュメイラエリアに位置しています。ツアーでは中には入りませんので、服装に関しての注意事項はありません。今回で5回目ですが、毎回ジュメイラ・モスクを見る角度や説明が違っていて面白いです。
アルファヒーディ歴史地区
次は、アルファヒーディ歴史地区へ。
アルファヒーディ歴史地区は、クリークのパール・ドバイ側、オールド・ドバイの一角にある、歴史的建造物を保護している地区です。ドバイの街はここから始まったという説があるほど重要なエリアで、伝統的な建築や装飾の建物が立ち並んでいます。
こちらはドバイ博物館のそばにあって、以前はドバイ博物館と合わせて見学していました。しかし、2023年6月現在、ドバイ博物館は閉館中だったためスケジュールに入っていませんでした。残念。
ちなみに、ドバイ博物館には模型があり、ドバイがどのように発展したかよくわかります。また、置かれている蝋人形がリアルで、ドバイの文化を視覚的に知ることができます。かなり充実していましたので、再開が待ち遠しいです。
博物館の代わりに、アルファヒーディ歴史地区にて休憩。
冷房が効いている部屋があり、ゆっくり、アラビックコーヒーを飲みながら説明を受けました。アラブコーヒーは、フィルターを通さず、カルダモンなどスパイスと一緒に煮出すという(淹れ方に)特徴があります。中東では、ウェルカムドリンクとしても提供される飲み物です。
カタールのAL MAHA Airways(2014年設立)の機内でもサービスされていました。
残念ながら2017年に運行停止となってしまったようですが、以前ドバイに個人旅行したとき、貴重な体験ができました。
余談ですが、その時のようすは、こちらでどうぞ。
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【ドバイ】アール マクトゥ-ム国際空港 (DWC) と AL MAHA Airways搭乗記
アール マクトゥ-ム国際空港(DWC)を利用してみました。
続きを見る
アブラ乗船体験
次は、アブラという小舟に乗って、スーク(市場)へ行きます。
スークのすぐそばにある乗船場から乗り込むのですが、かなり混雑しています。
市場めぐり
まずは、ゴールドスークへ。
ドバイのゴールドスークは、インド系やイラン系商人が1940年頃から金製品を取り扱う商店を開いたことが起源だそうです。入口には、有名な世界一大きな(といっても使えませんが)指輪が飾られている店があります。
こちらで少し自由行動があります。
現在は300以上の小売業者で構成されていますが、毎回、同じお店に入ります・笑。以前(金が安かったとき)こちらでピアスを買ったのですが、片方を失くしてしまいました。もう少し金が安いと買いたかったのですが、最高値の今、見るだけにしました。
なお、ドバイでも旅行者に対する免税措置が始まり、お店で手続きをしてもらった後、空港で手続きします。ツアーなので、ガイドさんが手伝ってくれるようでした。
スパイススーク
スパイスや香料を買えるのも、この市場ならではの楽しみです。
毎回こちらで、フランキンセンスを買っていたのですが、今回は見るだけ。こちらのスークには、オマーン産の良質フランキンセンスがあるので、おすすめです。
フランキンセンス
フランキンセンスは、神仏への捧げものとして、古くから宗教儀式などで薫香として使用されてきました。スパイシーで奥深いウッディ調の香りは、呼吸を深くし、イライラなど心の乱れを静める効果があると言われています。
ツアーで連れて行ってもらったお店では、米ドルでの支払いも可能でした。
ドバイフレーム
新しくできたドバイフレームへ。
こちらも、中には入らず、外観を見学するだけです。
高層階の景色としては、他のところと変わらないと思うので、景観を見るだけで十分でした。
ドバイメトロ乗車
続いて、ドバイメトロの体験乗車です。
ドバイメトロ
ドバイメトロは、完全に自動化された無人鉄道で、レッドライン (Red Line) とグリーンライン (Green Line) の2つの路線が運行 しています。Red Line は、新市街方面へ行ける路線です。ドバイ国際空港やブルジュハリファ、ドバイマリーナなどへアクセスできます。
運転間隔は短く、とても便利な乗り物です。
メトロだけで主要な観光地を回るのは難しいですが、タクシーと併用すれば、個人旅行でもスムーズに移動可能です。
乗車区間
このときは、「max (マックス)」という駅から、2駅先の「Emirates Towers (エミレーツタワーズ) 」駅まで移動しました。
ドバイに来るたびに、駅の名前が少しずつ変わっているのが面白い。メトロの駅はスポンサーによって変わるらしく、以前はなかった max 駅。前はなんという名前だったのだろう?
ちなみに、宿泊しているJWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイやドバイモールからも、red line に乗れば簡単に来ることができます。
ドバイ今回は、ガイドさんがまとめてチケットを買ってくれました。
料金はゾーン制で、ゾーン内であれば同じ運賃で利用可能です 。運賃はノルカード (nol Card) というプリペイドカードにチャージして支払います。ちなみに、ノルという言葉は、料金を表すアラビア語だそうです。
このnolカードは、3か月以内なら(同一区間)チャージすることができます。
紙のカードですが、読み取り部分にタッチして、通過します。
日本と同じですね。
ドバイメトロには、ゴールドクラス車両や女性専用車両があります。
ゴールドクラス車両に乗るのには追加料金が必要です。
女性専用車両は「専用」なので、男性が乗っていると注意され、罰金を払わないといけないこともあるようです。
なお、女性と男性が一緒に乗れる車両もあります。その場合、上の写真のような感じで、車両内に線が引かれています。ピンクの線の手前が女性専用シートです。混み具合が全然違い、心苦しかったです。
max駅
max駅は、ドバイの大動脈シェイクザイード・ロード沿いでひときわ目立つ、ドーナツ状の建造物「未来博物館」に繋がっています(2022年2月22日オープン)。さあ、ここから新しい施設へ進みます。
未来博物館
コロナ禍前に行ったとき、建設中だった「未来博物館」。
建物には、柱が一切使われていないそうです。湾曲した建物はステンレス鋼製で、1024個のパーツが高度な技術によって組み上げられているそうです。車窓から見ながら、一体どんなふうになるのだろうと楽しみにしていた建物です。
完成した建物は、『ナショナル・ジオグラフィック』で、世界一美しい建造物のひとつにも選ばれたそうです。
未来博物館は、最新テクノロジーによって未来の世界に入り込める没入体験型ミュージアムです。
残念ながら、今回のツアーでは入場なし(チケットを取るのも難しいそうです)。
しかし、ロビーの見学はありました。真っ白なロビに、銀色に輝くカプセルのようなエレベーター、支柱のないらせん階段など、まるでSF映画に出てきそうな空間でした。
ちょうど、訪れたゲストを楽しませる Air Penguin(エア・ペンギン)が空を飛んでいました。壁にぶつかることなく、パタパタと羽を動かして方向転換する様子は、ずーっと見ていたいほど楽しかったです(上の写真の銀の長細い物体です)。
天井や内側の壁には、外側と同様に芸術的なアラビックカリグラフィーが施されています。所々ライトアップされており、その光景も美しい!
未来博物館の舞台は、UAE建国100周年にあたる2071年。博物館では、持続可能な未来へのヒントを探しに、アヤという名のAIの声に導かれながら、宇宙、大自然、そして自分自身を知る旅へと出発するそうです。
エントランス近くでは、スタッフの方が犬型ロボットを操作していました。
行けば必ず見られるものではないようなので、ラッキーでした。
一度見たら忘れられない、大きく穴のあいた楕円形の建物は人類、中央の空洞は未知なる未来、緑の丘は地球を表しているのだそうです。左下の手は、ドバイ首長の手を模ったモニュメントだそうです。建物自体も見どころの一つですね。
なお、入場チケットは日時指定制で、公式サイトから3カ月前からオンラインで予約できるようです。しかし、ブルジュカリファができたとき同様に、現在チケットは取りにくいそうです。なので、予定が決まったら、すぐに予約した方がいいかもしれませんね。オープンと同時の10時からのチケットが、見学者が少ないので、おすすめだそうです。
ミュージアムショップや無人のカフェ「CAFE X」などの施設はだれでも利用できるので、もし予約が取れなくても、雰囲気は楽しめそうですね。
写真は、公式サイトからお借りしましたが、夜の建物も素敵です。
こちらは、次回、個人旅行をしたときに、ぜひ行ってみたいと思いました。
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ランチ
ランチは、ドバイ市内に新しくできたホテルでいただきました。
ツアーでは毎回アンケート(任意)があるのですが、評判が悪いと変わるのかしら?でも、前回のインド料理も美味しかったですが。
ランチはブッフェ。
お料理は普通のアラビック?洋食?味は可もなく不可もなくでしたが、お客さんは私たち以外おらず、新しいのでとても快適に過ごせるレストランでした。
ブルジュ・ハリファ
さて、以前は世界一の高さを誇ったブルジュ・ハリファ。
もう何回も訪れているので感動は薄いのですが、新しいアトラクションなどができていたので、今回も楽しめました。
一つ目は、こちら。
歩くと、ヒビが入るのです。眼下の景色は映像だと思いますが、落ちることはないと分かっていても、ちょっとドキドキします。
窓には、こんな仕掛けができていました。
こうなります^^
ドバイモール
さて、次はドバイモールへ。
ブルジュ・ハリファとドバイモールは繋がっているので、そのまま自由時間になります。滞在時間は、ブルジュ・ハリファの観光と合わせて5時間もあるので、いろいろ楽しめます。
その中で、お土産を買った場所やおすすめのカフェをご紹介いたします。
スーパー
家族へのお土産探しは、いつも地元のスーパーへ。
地元のスーパーといってもドバイモールにあるので、かなり高級です。こちらで、チョコレートコーティングされたデイツを買いました。スーパーは、クレジットカードでの支払いもOKです。
世界一まずいお菓子
続いて、"Lakrids by Bülow"へ。
ドバイに来たら買いたいお土産のひとつは、「世界一まずい」と言われているリコリスのお菓子です。
北欧のお菓子ですが、日本ではネット販売でしか手に入れることはできません。並行輸入品なので、ドバイでの値段のほぼ2倍でした。日本を含めアジアには店舗がなく、アメリカかオーストラリア、ヨーロッパ、そしてドバイでしか購入できません。しかも、直営店舗があるのはドバイモールだけです。
それだけ、アジア人の口に合わないのか!?
チョコレートコーティングの中に入っているのは、漢方でもおなじみの甘草(かんぞう)。日本人にも馴染みがあるものですが、いかんせん美味しいとは言えません。しかし、このチョコレートコーティングされたリコリスは、ちょっと違います。初めてのドバイ旅行で買ってから、はまってしまい、ドバイに来るたびに買って帰ります(ドバイ産ではありませんが・笑)。
一番好きなフレーバーは、塩キャラメル。
少し固め(噛み切れない)のグミのような食感は正真正銘リコリスですが、周りが、塩キャラメル味のチョコレートでコーティングされています。甘さのなかにも塩味を感じます。ただし、リコリスのお菓子なので、噛み進めていくと、最後には苦味が口の中に広がります。そのバランスが絶妙で、美味しい(と思います)♡
ストロベリーやラズベリー等いろんな種類があり、試食もさせてくれるので毎回試してみるのですが、やっぱり塩キャラメルを選んでしまいます。
Cafe Bateel
さて、疲れたらカフェへ。
ドバイモールにはたくさんのレストランやカフェがありますが、一番のお気に入りは、こちら。ドバイにはお土産に人気のBateelのデイツがありますが、こちらは、そのBateelのカフェです。
前回はケーキを食べましたが、今回はアイスクリームにしてみました。美味しかったです。
前回のようすは、こちらをどうぞ。
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【2018年】ラマダン中のドバイ旅行はアリ!? ~観光&買い物編~
ラマダン中のドバイ旅行はアリか?結論をまとめてみました。
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噴水ショー
最後は噴水ショーを見て、終了です。
この後夕食のレストランへ行くのですが、そちらはイマイチ。ブルジュ・ハリファに美味しいレストランがたくさんあるので、夕食は自由にして、ツアー代金を(その分)安くして欲しいと思ったのはちょっと我儘かしら?
ロンドンでお世話になった「ジェイミーズ・イタリアン」。
もし夕食が付いていなかったら、こちらに行きたかったなあ・・・。
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さいごに
前回6月に行った年は、ラマダン期間中でした(日程は、毎年、少しずつ変わります)
そのときより、ドバイの町は(体感的に)暑くなっていた気がします。あくまでもそう感じただけなので、実際はどうかは分かりません。湿気もありますが、日本の蒸し蒸しに比べれば我慢できます。建物内は、寒いほどクーラーが効いていますしね。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回は、アブダビに向かいます。