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【2023年】ドバイ・アブダビ5日間 trapicsのツアーを徹底解説 ~1日目~

2023-08-19

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

6月に、キャセイパシフィック航空・ビジネスクラスのツアーに参加して、ドバイとアブダビに行ってきました。

前回は、ツアーで泊まったホテルをご紹介いたしましたが、最終旅程表だけでは分からない!ちょっとマニアックな視点で、ツアーのようすもご紹介したいと思います。第一弾は、出発から入国までです。ツアー参加以外の方にも参考にしていただけるよう、香港の乗り継ぎ情報やドバイの入国、通貨、天候についてもまとめてみました。

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1日目

日本発のスケジュールは、以下です。


  • 08:40

    成田国際空港第2ターミナル・北団体カウンター集合


  • 10:40

    CX501(所要時間:5時間)

    ほぼ定刻に到着、各自乗り継ぎ


  • 17:30

    CX731(所要時間7時間55分)

    ※GTBのため1時間出発遅れ

  • 22:30

    CX731(所要時間7時間55分)

    ETA 21:25 → ATA 22:30


※ ETA:Estimated Time of Arrival(到着予定時刻)/ ATA:Actual Time of Arrival(実際に到着した時刻)

成田国際空港からは、香港経由のキャセイパシフィック航空・ビジネスクラスでドバイ国際空港へ。

ビジネスクラスありきのツアーなので、毎回ツアーメンバーは多くありません(最高7人?)

団体(10人以下)のチケットのため、キャセイパシフィック航空の公式サイトでは(予約番号やe-チケット番号を使って)、予約確認することができませんでした。つまり、事前座席予約や機内食の予約はできません。

ただし、空席状況だけは確認したいと思い、Seat Alerts(予約状況が確認できる無料アプリ)で、見てみました。

【公式】SSeta Alerts

成田から香港への便は、A350-900 に変わっていました。窓側ソロシートがある機材です。

すでに座席はアサインされているようなのですが、どのシートなのかは事前には分かりません。なので、(もし真ん中の座席なら)当日カウンターで変更してもらおうと思いました。当日の朝に Seat Alerts で確認したところ、窓側に空席もあるようでした。

事前にチェエクイン

北団体カウンター(阪急交通社受付カウンター)の集合時間は時間厳守ですが、早めに空港に着いたので、キャセイパシフィック航空のカウンターのそばにある自動チェックイン機で操作してみました。

パスポートさえあれば、先にチェックイン、座席を変更することもできました。

ツアー会社に行った後にキャセイパシフィック航空のチェックインカウンターに戻るのは2度手間なので、先にチェックインできるのはいいですね。なお、帰り便の座席変更は、有人カウンターでも不可です。

FOP

ワンワールドのステイタスをお持ちの方は、当日、登録をお忘れなく!

私は、JALのマイレージサービスに登録しました。

【公式】JAL 筆者加筆

今回の予約クラスは " I " でしたので、積算率は70%となります。

マイルは、4区間で7,716、そしてステイタス維持に必要なポイントは、7,716FOPとなりました。コロナ禍以前は125%積算されていたのですが、こちらも厳しくなりましたね。

なお、予約クラスは、当日に団体カウンターでもらえる「eチケットお客様控え」に書かれています。

アラスカ航空

【公式】アラスカ航空

ところで、アラスカ航空(AS)にマイルを積算すると、計算上、以下になります。

→ 5,511マイル(片道)×225%=12,399マイル(四捨五入切り捨てで計算)、往復で、24,798マイル

JALへの加算だと7,716マイルし加算されなかったので、その差は大きい! FOPを貯めないのなら、断然こちらですね!

成田・ラウンジ

ラウンジに関しては、キャセイパシフィック航空のラウンジのインビテーションカードを貰えます。リニューアルしたラウンジのようすは、こちらでどうぞ。

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なお、キャセイパシフィック航空利用のツアーでもJALのラウンジを使うことができます。インビテーションカードはありませんが、ステイタスカード(もしくはアプリの画面)を提示すれば大丈夫でした。ただし、混雑しているときは断られる場合もあります。今回は、ダイヤモンドの恩恵を受けることができました。

JALファーストクラスラウンジのようすは、こちらでどうぞ。

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成田から香港へ

さて、ラウンジで寛いだ後、いよいよ出発です。この日の香港行きCX501便の出発ゲートは70番台でした。キャセイパシフィック航空のラウンジからは、あまり遠くないので、ゆっくりラウンジを出ても大丈夫です。

なお、香港やドバイでは、いつ搭乗券を求められるか分からないので、搭乗後もパスポートと一緒に保管しておくといいようです。

香港・乗り継ぎ

途中の乗り継ぎは、旅客自身で行います。

飛行機を降りたら「Transfer」の案内に沿って進み、保安検査場(5階)で再びセキュリティチェックを受けます。

成田でチェックインをするときに、搭乗券(成田→香港、香港→ドバイの2枚)を封筒に入れてくれます。乗り継ぎ方法は、その封筒の裏に、英語と中国語で書かれています。

step
1
Transfer

飛行機を降りたら「Transfer(乗り継ぎ)」の表示の方向へ進みます。

step
2
保安検査

乗り継ぎの保安検査を受けます。

なお、乗り継ぎの保安検査場も水のペットボトルを持って通過することはできませんので、お気を付けください。持っている場合、飲んでしまうか廃棄になります。

保安検査を受けたら、エレベーターで6階に上がり、上の写真の★印の場所に出ました(出発ゲート階)。

その後、ドバイ行きの便のゲートを確認して、ラウンジへ進みましょう。なお、ゲートはラウンジで教えてもらうこともできます。なお、飛行機の出発が遅れた場合、ゲートが変わる場合もありますので、お気を付けください。

香港・ラウンジ

2023年6月現在

★印の場所に一番近いラウンジは、「The Wing」です。ファーストクラスとビジネスクラスのラウンジがありますが、「The Wingビジネスクラス」のラウンジのシャワールームは、(2023年7月時点)閉鎖されていました。シャワーを利用されたい方は、ゲート5番近くの「The Deck」、もしくは(少し遠くなりますが)ゲート65番辺りの「The Pierビジネスクラスラウンジ」 をおすすめします。

The Deck

The Deckは、ゲート5番の近くにある、ビジネスクラスラウンジです。

今回、ドバイ行きの便の出発ゲートは5番だったので、こちらにも立ち寄ることができました。

あまり広くないので、いつ行っても混んでいる気がします。

しかし、食事は充実していて、ブッフェスタイルからヌードルバーもあります。そして、シャワールームもありました。

その他のラウンジ

ゲート65番近くにあるのは「The Pierビジネスクラスラウンジ」です。茶房がある人気のラウンジです。

【香港】キャセイパシフィック航空 "The Pier" ビジネスクラスラウンジ

香港国際空港のキャセイパシフィック航空・ラウンジの中から「The Pier」に注目してみました。ここには空港内とは思えないほど落ち着いた茶房があります。

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今回はワンワールドのステイタスの恩恵を受けて、ファーストクラスラウンジのラウンジを利用できました。

「The Wingファーストクラスラウンジ」のようすは、こちらでどうぞ。

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また、The Pierファーストクラスラウンジも再開したようです。

GTB

ところで、香港国際空港出発時、GTB (Ground Turn Back) に遭遇しました。

出発後に、「なんか不自然な動きをするなあ」と思っていたら、飛行機が止まり、キャプテンのアナウンスが入りました。

ナビゲーションシステムに不具合があり、ターミナルに戻るため、出発が30分ほど遅れるとのこと。ただし、飛行時間がスケジュールより短いので、(その時点では)定刻に到着できるようでした。

結局ターミナルには戻らず、オープンスポットに駐機し、ステップが横付けされ、整備さんが乗ってきました。

機内では、キャプテンのアナウンス以外、客室乗務員による旅客ケアというものはありませんでした。「イレギュラー時の3分は、お客様にとっては30分」、そういった考えの下、日本の航空会社では15分間隔ぐらいで客室責任者が状況に関するアナウンスをします。しかし、そういったことは全くありませんでした。

TGに乗務時も、旅客ケアはなかったなあ

そう思いながら待っていると、不具合が深刻だったようで、「もう一人の整備士さんの到着を待ってさらに修理にあたる」とのキャプテンアナウンスが入りました。結局、1時間遅れで出発することになったのですが、直って良かったです。

もし直らなかったら・・・

  1. 長引くようだと、乗客を降ろす
  2. 飛行機を変える
  3. 最悪の場合、欠航

実は、ドバイに行くツアー(CXで香港経由)に参加するのは5回目です。コロナ禍以前はツアー料金も安くて、JALマイルも125%貯まり(現在は70%)、ドバイ観光もできる、楽しく修行できるツアーだったのです。でも、大きな遅延やイレギュラーが発生したことはありませんでした。なので、今回ちょっとビックリしました。

最悪の「3.欠航」にならなくて、1時間ほどの遅れで出発、到着してよかったです。

なお、添乗員さんがいませんので、乗り継ぎ時にイレギュラーにあった場合は、個人で対処しなくてはなりません。

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ドバイの入国

2022年11月9日、アラブ首長国連邦への渡航者に適用されていた 新型コロナウイルスに関する水際措置は撤廃 されました。そのため、現在は、コロナ禍以前の状態に戻っています。

入国に必要なもの

・パスポート
  :入国時に有効期限が6カ月以上
  :旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上必要

※なお、30日以内の滞在は、事前にビザを取る必要はありません。

免税・持ち込み制限

免税・持ち込み制限

・通貨:40,000ディルハム相当額以上は申告が必要。
・タバコ紙巻タバコ:400本
・酒類:4リットル(缶ビールは24缶まで)
・その他:香水を含む化粧品、土産品は3,000ディルハムまで。

【通関に関する注意】
ラマダン(断食月)中に限っては、一切の酒類の持ち込みは禁止されます。

最新情報はこちら >>> 【公式】JAL・海外各国/地域現地情報

缶ビールは24本まで持ち込めるというので、(以前のツアーで)到着時の免税店で買って入国される方もいらっしゃいました。そうすると、観光から帰って来て、部屋で冷たいビールが飲めるようです。ただし、今回泊まったJWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイの冷蔵庫の冷え具合がイマイチ(10℃以下にならない)と聞いたので、キンキンに冷えたビールとはいかない場合もあるようですが。

入国の流れ

入国審査(Immigration)は、入国カードも不要のため、パスポートを差し出すだけでOKです。簡単な質問(滞在日数など)をされる場合もありますが、問題がなければ簡単に済みます。

外国人の入国審査は、一番左のレーンに並びました。係員がいますので、尋ねると教えてくれます。たまに、現地係員の判断でショートカットさせてもらえるようですが、ビジネスクラスの優先レーンはありません。22時半ごろに到着したとき、10分ほどで通過できました。

.荷物の受け取り(Baggage Claim)日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。

税関(Customs)免税なら緑のレーン、申告が必要なら赤いレーンを進んでください。出るときにも大きな荷物をX線に通しますが、制限品を持っていない限り問題はありません。

入国後、現地ガイドさんがプラカードを持って出口付近で待っていてくれますので、探しましょう。

全員が集まったら、バスに移動します。空港からホテルまでは15分くらいで到着です。なお、ドバイ国際空港は立地も良く、メトロも乗り入れているので、個人旅行でも簡単に市内にアクセスできます。ドバイ入国は、入国書類も税関申告書もないので、日本の入国に比べると簡単です。

今回泊まったホテルは、こちらです。

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通貨

2023年6月後半

今回(6月)、ドバイ到着時、ある方の一言で(信じられないくらい)急激に円安に進みました。もともと円安なのに、さらに円安に!

2018年に旅した時は、ドバイの通貨1AED(ディルハム)が28円くらいだったのに、40円前後にもなってしまいました。

なお、ドバイでは日本円も両替できますが、もし手持ちでUSドルなどがあればドルの方がおすすめです。USドルだと、スーク(市場)でもそのまま使えたり、ベッドチップにすることもできます。

今回は、USドルの手持ちがあり、モール以外で買い物をする予定がなかったので、両替せずに過ごせました。

円?現地通貨?

ところで、ドバイでクレジットカードを使った場合、円決済してしまうか、現地通貨にするか選べる場合があります。通常、現地通貨を選んだ方がレートが良いのですが、急激な円安進行中だったので、迷いました。

ホテルの滞在税は日本円、モールでの買い物は現地通貨(AED/ディルハム)にしたところ、以下のような結果になりました。利用したのはVISAカードです。

VISAカード明細

3(到着時)は円決算、それ以降の日(1と2)は現地通貨決算にしました。

3の日のカード会社の換算レートは不明ですが、旅行中円安の進行は止まったので、ほんの少し現地通貨決済の方が良かったようです。ただし、大きな買い物ではないので、その差は10円単位ですが。

決算日に円安にすすむか円高に進むかは分からないので、賭けでしかないのですが、ここまで円安が進むとあまり買い物意欲も湧きません。

結局、お買い物はクレジットカードで済ませたのですが、ドバイモールなど(ツアーで立ち寄る場所)には両替屋さんがありました。また、スーク(市場)でも、以前、USドルで買い物をしたとき、お釣りを現地通貨(しかもいいレート)でもらえました。なので、ツアーだと、あわてて到着時に空港で両替する必要もないと思います。空港やホテルは、決して両替レートが良いとはいえませんので。

チップ

海外に行って悩むものの一つが、チップ。

ドバイでは、チップは基本的に不要のようです。今回は、ツアーだったので、レストランでのチップも気にしなくて良かったです。こういった点、ツアーは楽ですね。

ただし、掃除をしてくれた時のベッドチップだけは置くようにしました。現地の通過がない場合はUSドルでもいいとのことでしたので、1ドル置きました。なお、チップがないからといって、掃除が雑になるということもないようです(あくまでも経験と聞いたことの範囲内ですが)。

天候

参考にしたサイトはこちら >>> ドバイの天候

ドバイは「亜熱帯高圧帯」に属しているため、5月半ばから10月半ばまで、うだるように暑い時期が続きます。日本同様に高温多湿な気候ですが、降水量が極端に少ない砂漠気候です。

一般的に、11月から4月が旅行に適していると言われていますが、ホテル代が安くなるは、このうだるような暑い時期です。旅行できないかと言うとそうでもなく、酷暑の日本の夏を過ごしている私たちが我慢できない暑さではありません。

ツアーでは、大型バスで移動しますので、いったんバスに乗れば何の問題もありません。さらに、建物内はガンガンクーラーが効いていますので、6月でも楽しく(もちろん暑かったですが)旅行できました。

チョコレートは買っても大丈夫?

あくまでも、個人の体験の範囲ですが、今回チョコレートを買ってきましたが、問題はありませんでした。

ツアー移動中はバスの中に置いておけば(クーラーが効いていますので)、とけずに済みました。飛行機の貨物室は涼しいので問題はないのですが、ドバイ国際空港も香港国際空港もクーラーが良く効いていますので、手荷物にしても、無事持って帰って来ることができました。

持って行ってよかったもの

旅グッズ

・変換プラグ
・日傘
・サングラス
・日焼け止め
・ショールなど髪を覆うもの
・体の線が出ない服装
・クレジットカード

変換プラグ

私は、日本以外どこでも使える「マルチ変換プラグ」を持っているのですが、こういうのが一つあると便利です。いろいろ考えなくて済みます。

服装

洋服は、コットンや麻のものを中心に持って行きました。

外は暑いですが室内はガンガンクーラーが効いているので、玉ねぎ方式で脱ぎ着できる洋服を着回ししました。

また、ドバイを旅行していると快適すぎて忘れてしまいそうですが、イスラム教の国です。ツアーではモスクも訪問するので、特に女性は、長袖や手首・足首を隠す服装を用意した方がいいと思います。その際、なるべく、ゆったり目の洋服が良いでしょう。

2018年にモスクに行ったとき、長袖でしっかり隠していると思ったのですが、モスクの入り口で、『上着から体の線が出ている・透けている』と言われました。薄手でしたが透けているとは思えず、ヒジャブも被っていたし、決してぴったりした服ではなかったのですが・・・。

2018年当時

その時は(コロナ禍以前だったので)、ガイドさんにアバーヤ(全身を覆うロングコート風の衣装)を貸してもらえ、無事通過することができました。なお、2023年6月現在、シェイク・ザイード・グランド・モスクでは、アバーヤの無料貸し出しはなくなっていました。

今回は、かなりゆったりした上着で臨みOK。

日差しガンガンなので、日傘(もしくば帽子)、サングラス、日焼け止めは必須です。他の持ち物として、常備薬など現地で手に入らないものもありますので、準備は念入りに行った方がいいかもしれませんね。

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さいごに

今回は、ツアーの案内書だけでは分からない、ドバイ・アブダビの旅の始まりをご紹介いたしました。

いつものように小さなRIMOWAを機内持ち込みにしたのですが、(私以外の)ツアー参加の皆さんは貨物室への預け入れたようです。ドバイでは無事に出てきていました。キャセイパシフィック航空のロストバゲージ率は分かりませんが(今のところ)、貨物室へ荷物を預けても問題はないように感じました(ご自身の判断によりますが)。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

それでは、次回からドバイの旅が始まります。

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