高知

1泊2日で春の高知・ひとり旅 ~チューリップと桜に癒される~

2023-04-01

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

3月の終わりの高知ひとり旅。

チューリップ🌷と桜🌸 見ているだけで幸せな光景が広がっていました。

今回は、1泊2日で楽しめる高知の旅をご紹介いたします。

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高知竜馬空港まで

【公式】JAL

羽田空港から高知竜馬空港まで。

スマイルキャンペーンのタイムセール期間中でも、ほぼ変わらない運賃が設定されています(2023年4月1日現在)。

※スマイルキャンペーンは「プロモーション」運賃です。

14時発の便を利用すれば、約100円プラスで、FOP数が394(スマイルキャンペーン)から790(セイバー)になりますので、修行をされている方は、こちらの方がお得ですね。

高知竜馬空港から

高知竜馬空港に着いたら、ごめんなはり線の「のいち駅」へ移動しました。

のいち駅までの移動は、乗り合いタクシーが安くて便利です。

事前に予約しておけば、高知竜馬空港に迎えにきてくれます。

乗り合いタクシーとなっていますが(あまり知られていないのか?)今回も1人でした。

のいち駅

乗り合いタクシーの到着地は、ごめんなはり線の「のいち駅」。

乗車時間は10分ほどです。

構内には、切符売り場と観光案内所があります。

2022年パンフレットより

時間があったので、のいち駅の構内にある観光案内所「香南市観光協会」でパンフレットをもらい、近隣を散策してみることにしました。

候補は、ごめんなはり線・香我美(かがみ)駅 からすぐの場所にある「かがみ花フェスタ」と、少し遠い「西川花祭り」です。

ドアを開けると一面の菜の花畑が広がっているという仕掛けがある「西川花祭り(上の写真)」にとても惹かれたのですが、あいにくバスの時間が合いません。

自転車で50分、徒歩で2時間ほどかかるようです。

ちょっと無理・・・。

ちょうどチューリップが満開だと教えてもらったので、近場の「かがみ花フェスタ」に行くことにしました。

かがみ花フェスタ

「かがみ花フェスタ」は、四国最大級のチューリップ園です。

約1ha の敷地に、100品種以上、10万本を超えるチューリップが植えられています。

ごめんなはり線・香我美(かがみ)駅に着くと、駅からチューリップ畑が見えるので、初めてでも迷うことはありません。

ここは、地域の方々やボランティアの協力を得て、不法投棄が絶えなかった放棄地を美しいチューリップの花畑に変えていった場所だそうです。元が痩せた砂地とは思えないほど、きれいなチューリップの花が咲き乱れていました。

ちょうど見頃を迎えたチューリップは、言葉にできないほど美しい!

名前を書いた札もあり、一つ一つゆっくり見ていったので、なかなか先へ進めませんでした。

入場料(球根協力金)500円ですが、その何倍もの価値はあると思います。なお、小学生以下は無料です。

日本にはチューリップで有名な場所は他にもありますが、ここは地元の温かみを感じる場所だったので、余計に美しく感じたのかもしれません。

ちょうどすれ違った方が『個人ではここまできれいに咲かせない』と仰っていましたが、その通りだと思います。ここまで、きれいに咲かせるには、いろいろ苦労もあったんだろうなぁと思いながら私も見ていました。

その(見学する)情熱が溢れていたのか!?校外実習(?)に来ていた小学生たちから、かがみ花フェスタに関するインタビューを受けました(^^)

1人から『かがみ花フェスタはどうですか?』、『どこでここを知りましたか?』、『どこから来ましたか?』と質問を受け、あとの2人が一生懸命にノートに私の答えを書いています。

可愛い(^^)

広場には、ミニトロッコ列車も走っていました。

高台から見ると、ハートの形になっている場所もありました。

チューリップ🌷とひとくくりにはできないほど、いろんな種類があるのですね。

本当に美しい場所でした。来てよかった!

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北川村「モネの庭」マルモッタン

満開のチューリップを堪能した後は、再び、ごめんなはり線に乗って北川村「モネの庭」マルモッタンへ。

優しい人々に出会い、きれいな花を愛でたあとは、気持ちがほんのり温かくなっていた気がします。

特に急ぐ旅ではないので、のんびり過ごすことにしました。

北川村「モネの庭」マルモッタンのようすは、こちらでどうぞ(2022年の訪問です)。

【高知】春の北川村「モネの庭」マルモッタン ~春の花をさがして🌷~

高知県にある北川村「モネの庭」マルモッタン。 初夏と秋に訪れ、次はチューリップが咲き乱れるようすを見たいと思っていたのですが、その夢が叶いました。 今回は、春の北川村「モネの庭」マルモッタンのようすを ...

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ごめんなはり線

ところで、高知竜馬空港から近い「のいち駅」を基点に行動するには、ごめんなはり線を利用することになります。

おすすめは、1日フリーきっぷです。

今回乗った「のいち」から「香我美」まで260円、さらに北川村「モネの庭」マルモッタンの最寄り駅「奈半利」までは920円。

しかし、ごめん・なはり線観光1日フリーきっぷ を買っておくと、1,670円(こども840円)で、1日乗り放題です(2023年4月現在)。

四国みぎした55フリーきっぷ

さらに、上記の区間を含んだ四国の右下(徳島~室戸岬~高知の国道55号に沿った区間)を移動するなら、「四国みぎした55フリーきっぷ」がおすすめです。

販売期間2023年4月1日から2024年3月29日まで
※前売りの取扱いは、ご出発日の1ヶ月前から
利用期間2023年4月1日から2024年3月31日まで
※2024年3月29日ご出発分まで発売
有効期間3日間
販売箇所JR四国の駅のみどりの窓口、みどりの券売機プラス、ワープ支店及び四国内の主な旅行会社
※阿佐海岸鉄道宍喰駅、土佐くろしお鉄道のいち駅・安芸駅・奈半利駅物産館「無花果」でも発売

出所及び詳細は、こちら

四国みぎした55フリーきっぷを使えば、高知イン、徳島アウト(お土産の関係でおすすめルート)の旅行もできますね。

ちなみに、スマイルキャンペーン実施中でも、以下のような運賃がありました。

【公式】JAL

羽田と四国を結ぶ路線は、結構便数もあり、空いています(GWを除く)。なので、けっこう穴場なのではないかと思っています。

なお、FOPは、330(スマイルキャンペーン)と 694(セイバー)と、少しの差で倍以上の違いがありました。

夜須の夕陽

夕暮れの頃、夕日を見ようと、近くの海岸へ行ってみることにしました。

フリーきっぷがあると、行動範囲が広がりますね。

少し遅かったか・・・

下の方の雲が厚くて、残念ながら沈む夕日を見ることはできませんでした。

でも、太平洋とピンクに染まった辺りの景色の何と美しかったことか!

しかも、ほぼ貸し切りでした。

ごめん・なはり線の旅はこちらをどうぞ。

【高知】JRと土佐くろしお鉄道 "ごめん・なはり線" に乗って「モネの庭」マルモッタンへ

高知県にある北川村「モネの庭」マルモッタンへのアクセスと、高知竜馬空港(おすすめのお土産)についてご紹介しています。

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高知黒潮ホテル

今回の宿泊地は「高知黒潮ホテル」です。

のいち駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

決め手は、たっぷりの湯量が自慢の天然温泉。

地下1300mから湧き出るアルカリ性のお湯はpH値9.2で、入浴すると肌がつるつる、美肌効果があるそうです。浴場の壁には高知らしく、坂本龍馬にまつわる相関図や年表が描かれていました。開放感のある石造りの露天風呂やサウナ、水風呂も設置されていました。

温泉はホテルの隣の建物内にありますが、ホテルからは専用通路があるので、部屋着(浴衣)で行くことができます。

朝食

今回は、朝食付きのプランにしてみました。朝食はセットメニューでした。

選択肢は、パンかご飯。パンにした場合は、味噌汁がスープに、納豆がヨーグルトに変わるようです。

けっして豪華なメニューではありませんが、スタッフの方が親切だったので(雰囲気がよく)大満足の朝食です。

  • 時間 6:30~11:00

近くに有名なゴルフコースがあるようで、ロビーにはゴルファーの方のサインも飾られていました。

試合がある頃は、満室になりそうですね。

とさでん交通

2日目は、朝早くから高知市内にある高知城へ行くことにしました。

ホテルがある「のいち」から「ごめんなはり線」で「後免(ごめん)」駅まで行き、市電(とさでん交通)に乗り変えて高知城へ向かいます。

高知市内(高知駅方面)へ行くには、JRを利用する方法もあるのですが、こちらのほうが趣があって気分が盛り上がりました(時間はかかりますがが)。

高知城と桜

高知城は、高知県高知市に位置しています。

瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ていることから、鷹城とも呼ばれています。

江戸時代には、土佐藩の藩庁が二の丸御殿に置かれました。江戸時代に築かれた天守が残る現存天守十二城の一つであるほか、本丸御殿や追手門等が現存しており、城跡は国の史跡に指定されています。

高知城の懐徳館(かいとくかん)、そして天守閣へ行くのは、(初めての方には)ちょっと分かりにくいです。

階段を上った場所にある黒い扉からではなく、そのすぐ右にある階段を上っていきます。

そこに、天守閣へ続く「懐徳館」があります。

ここを入り、その先で入場料を払います。

天守

高知城天守は、望楼型天守の典型です。

外観は4重、内部は3層6階建ての建物で、入母屋造りの屋根の上に望楼を載せている形となっています。

天守からは、360度の眺望が楽しめます。

上の写真は、北の方向。上からの桜も楽しめました。

2023年の開花は、3月17日。

面白かったのが(多分折れた?)小さな枝から芽吹いた桜があったことです。

植物の生命力を感じました。

あまり詳しくないのですが、これは山桜でしょうか。

花弁は5枚で、葉に赤みがあります(桜餅を想像してしまいました^^)。淡紅色の花が満開🌸花の中心が赤くなってくると、もうすぐ散ると聞いたことがあります。いくつかの花の中心は、赤くなっていますね。

高知城へ向かう通りにも桜が咲いており、思う存分桜を楽しめる場所でした。

お土産

ところで、高知のお土産というと、ミレーのビスケット!

東京でもネットでも買えるのですが、なぜか買って帰りたくなります。もちろん、高知竜馬空港でも販売されています。

あと、高知と言えば柚子。

柚子のジュースなどお菓子類もたくさんありますが、気になったのが、ゆずぽんと精油。つい、たくさん買ってしまいました。

最後は地のもの、野菜です。

多分、旅に出て(まるで行商人のようになって)野菜を買って帰る旅行者なんて、私ぐらいでしょうか(笑)。

ホテルのすぐそばに野菜直売所があって、地元の野菜が並んでいました。

これだけ買って、2,000円(現金のみ)。

サニーレタスとツルムラサキのポットを買ったので、しばらく新鮮な野菜が楽しめそうです。

葉っぱ類とネギはちょっと育ちすぎでしたが、フルーツトマトも原木シイタケも野菜そのものの味が濃くて美味しかったです。

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さいごに

今回は、1泊2日で楽しめる春の高知旅をお届けいたしました。

いかがでしたでしょうか。

春の高知は花めぐりをするには、最適の場所です。

宿泊は市内のホテルもいいのですが、北川村「モネの庭」マルモッタンに行くなら、のいち駅の近く(ごめん・なはり線沿い)に泊まるのもいいかもしれません。ただし、空港周辺のホテルは少ないので、選択肢はかなり減ります。その中、今回泊まった「高知黒潮ホテル」は、スタッフも親切で温泉もあるのでおすすめです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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