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クリスマスの時期におすすめ!
宍道湖 (しんじこ) 畔の丘陵地に広がる「松江フォーゲルパーク」をご紹介したいと思います。
松江フォーゲルパーク
松江フォーゲルパークは、島根県にある全天候対応型のテーマパークです。
一畑電鉄の「松江フォーゲルパーク駅」を降りると、すぐ目の前にエントランスがあります。
簡単にアクセスできるので、一人旅でも気軽に行くことができました。
フクロウがお出迎え
入り口を入ると、知識と繁栄の象徴、フクロウがお出迎えしてくれます。
ここにいるのは、夜行性のフクロウです。
フクロウは、「森の哲学者」や「森の賢者」とも呼ばれ、知恵と繁栄の象徴として、神話や数多くの物語にも登場しています。
マゼランワシミミズク(左):
ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリなどに分布します。優しそうな顔をしていますが、野ウサギくらいの大きさまでの小動物や鳥やトカゲ、大型昆虫などを主に捕食します。
シロフクロウ(右):
北極に近いツンドラ地帯に生息し、鳥類の中では最も優れた耐寒性を持っています。雪の多い北極圏に適応したフクロウで、オスはほぼ全身純白、メスと若鳥は白地に濃褐色の斑点が見られます。
シロフクロウは、去年行った「旭山動物園」 にもいて、大好きになったフクロウです。ハリーポッターのヘドウィグですね。
ちなみに、こちらが、旭山動物園で見たメスのシロフクロウです。
全天候型の館内
建物内に入ったら、まずは長いエスカレーターへ。
国内最大級の長さ140mの動く歩道で、園内最登頂のくにびき展望台へ進みます。
標高53mのくにびき展望台からは、宍道湖の大パノラマを眺められます。
途中、まるで森のような場所を通っていきます。
松江フォーゲルパークは、屋根付の歩廊で結ばれているので、雨の日でも雪の日でも、問題なく楽しめます。
宍道湖・湖畔の丘陵地に広がる32万㎡の敷地に、総面積1万2,000㎡の4つの展示温室と展望台があり、結構広いので、移動だけでいい運動になります。
水鳥温室
最初に出会ったのは彼ら。
水鳥温室(ウォーターフォールエイビリアリー)では、たくさんの鳥を放し飼いにしています。
とてもおとなしい深紅の「ショウジョウトキ」。
100円でエサやりもできます。通ろうとすると、少し道をあけてくれました。
鳥の楽園に来ているのですが・・・
実は、昔、一度目が合って襲われてしまってから、鳥が苦手なのです。
でも、松江フォーゲルパークの鳥たちはとてもおとなしい(人にむかって飛んでこない)ので、鳥が苦手な私でも十分に楽しめました。
ペンギンの散歩
次の建物は、ジャングルを思わせる温室(トロピカルエイビアリー)です。
こちらでは、特に熱帯系の鳥類を見ることができます。
そして、その先が、今回の目的の場所です🐧
ケープペンギンたち。お散歩前なので、みんなソワソワしていました。
お出かけが大好きなようです。
クリスマスの衣装
スタッフの方にクリスマスの衣装を着させてもらって、準備万端です。
この日は、1羽が毛の生え変わり中だったので、5羽で出発します。
お散歩スタート!
途中、粗相があるようなので、私も気を付けながらついて行きます。
フンは白っぽい緑色でした。時々、自分のフンを踏んでしまい、緑色の足跡が残るそうです(笑)。
この日の見学者は7人、そのうち2人はテレビ取材の方でした。
広場まで来てキョロキョロ。こちらで写真撮影大会です。
みんな人に慣れているので、テレビ撮影にもうまく対応していました。ポーズもきまっています!
プロのカメラマンに倣ってみました。小さなペンギンの写真は、下から撮るといいようです。かっこよく撮れた気がしますが、どうでしょう。
お散歩は30分程ですが、おうちに帰るころには、見学者は私一人になっていました。
お散歩が大好きなみんなは、行きはもの凄いスピードで歩くそうです。しかし、帰りはゆっくり・・・。
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フクロウショー
少し遅れて、フクロウショーを見に行きました。1日2回(11時~、15時~)です。
フクロウショーという名前ですが、コウゴウインコが飛んでいました (笑)
その次はフクロウの登場です。
見事な飛行でした!フクロウは羽が軽い(ふわふわ)なので、飛ぶときも静かだそうです。
会場内を所狭しと飛んでいます。スタッフの方が腕にとまらせて、お客さんのそばでフクロウを見せてくれます。
300円で体験もできます。
フクロウハウス
フクロウショー会場の先には、フクロウハウスがありました。出演していたフクロウのおうちです。
モリフクロウ。
これは眠っているのか・・・?
マレーウオミミズク.
キリっとした姿が格好いいです。
メガネフクロウ
皆おとなしくて、ポーズを決めてくれました(^^)
フクロウとミミズク
ところで、フクロウとミミズクの違いって何でしょう?
一般には、羽角のある種を総称して「ミミズク」と呼び、ミミズクを除くものを総称して「フクロウ」と呼ぶ。 羽角は頭の左右にある一対の羽毛の束で、耳のように見えることから、耳があるのが「ミミズク」、耳がないのが「フクロウ」という言い方もされる。
https://all-guide.com/cg00224/
上の写真を見返してみると、確かに「マレーウオミミズク」には、立派な羽角がありますね。
センターハウス
松江フォーゲルパークで楽しめるのは、鳥類だけではありません。
パークの中央には、高さ3.5m、幅10mの「だんだん花段」があり、国内最大級の室内ガーデン(広さ約8,000m2 ) が広がっているのです。
ベゴニア・フクシアをはじめ、コリウス・ブルクマンシア・ゼラニウムなどの品種約1万株が常時展示されています。
ここは常に20℃前後に保たれ、一年中、天候を問わずいつでも快適に一面満開の花を楽しむことができるようです。
どの花も素敵!
マスクをしているので、香りはあまり楽しめないのですが、見ているだけで充分です。
きれいな花の中で、特に気になったのがフクシアです。
フクシア
フクシアは、そのおしゃれな花の形から「女王様の耳飾り」と呼ばれています。その色の組み合わせは色々あり、現在、2,000種以上あるそうです。
吊るされているので、ずーっと見ていると首が痛くなってしまいましたが、それでもずーっと見ていたい!そんな可愛い花でした。
シクラメン
「シクラメンのかほり」という歌がありましたが、シクラメンの花の香りは、薄い・・・というかほとんどしないのです。
シクラメンは、花が大きくて、きれいなものを選抜していった結果、香りは注目されず徐々に失われていったそうです。
とてもきれいなシクラメン。近所だったら、買って帰りたかったです。
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さいごに
ペンギンやフクロウ、さまざまな鳥や花に癒されて、ショーでは大興奮!
年間約18万人が訪れる人気の秘密が分かりました。
かわいいペンギンの散歩は、コスチュームを変えて、通年で行っているそうです。いろんな姿を見てみたいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。