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フランスのボルドーから、スペインのサンセバスチャンへ、列車で国境越えをしてみました。行く前は情報が少なく不安でしたが、実際に行ってみると簡単に行くことができましたので、行き方をご紹介したいと思います。
※2018年10月の体験記です。
ボルドー駅
朝7時前のボルドー中央駅。すでに多くの人がいました。
検索方法
今回は、ボルドー駅で列車のチケットを買いました。事前にGoogleで列車の時刻を検索することができました。
google検索で「ボルドーからサンセバスチャンへの行き方」と入力します。
すると、検索の1番上に、上の写真が出ると思います。その画面で「 」を選び、出発時間を設定します。
現在は、新型コロナウィルスの影響で注意事項が表示される場合があります。
- ボルドー・サンジャン駅 :「ボルドー中央駅」
- Hendaye :フランス側の国境の町
- Loiola (ドノスティア, スペインギブスコア):バスク鉄道のサンセバスチャン駅 (スペイン)
ボルドーからは、フランスの国境の町 Hendaye (アンダイエ) まで行き、バスク鉄道に乗り換え、サンセバスチャンに向かいます。サンセバスチャンでは、スペイン語だけでなくバスク語の表記も多く、ドノスティア は、バスク語でサンセバスチャンを指します。
チケットの買い方
6時45分ごろ、チケット売り場がオープンしたので、国境の町 Hendaye (アンダイエ) までのチケットを買いました。私は現金で買いたかったので窓口に行ったのですが、クレジットカードを使用する場合は、中央駅にある機械ややオンラインでも買うことができます。
まずは順番待ちの番号を取ります。オフシーズンだからか、そんなに混んでおらず列車のチケットを買うことができました。英語OKです。
朝食
構内にいくつかお店はあり、7時にはお店が開き始めました。焼きたてクロワッサンにも惹かれましたが、ツナバゲットとアップルパイで10ユーロでした。
列車に乗る
次は、掲示板で電車のホームを確認して移動します。プラットフォーム「B」から出発するらしいのですが、なかなか見つかりませんでした。遠い端の方のホームらしいと聞いたので、急ぎます。
横目でTGV(フランス新幹線)を見ながら、進みました。もう少し後の出発だとTGVに乗って行けたのですが、サンセバスチャンで友人と待ち合わせしていたので、早めの普通列車を選びました。乗車時間は同じでした。
プラットフォーム
サンセバスチャン行きの普通列車は一番奥のプラットフォーム「B」、しかも屋根なし。ここから出発するようです。
この列車は切り離されて行き先が変わります(反対にボルドーに来る時はドンドン連結されて長くなります)。 Hendaye 行きは「先頭列車」だと車掌さんに教えてもらいました。
荷物置き場もあります。車内はガラガラでした。今回、プロモーションでTGVの方が安かったですが、普通列車ものどかな風景が楽しめてよかったです。
国境での乗り継ぎ
Hendaye (エンダイエ) に到着しました。ここで、「バスク鉄道 :euskotren」に乗り換えます。ここの情報が見つからず不安でしたが・・・
駅舎の外に出ると案内板がありました。
下を見ると、道路に足跡が描いてあります。足跡にそって進むと ・・・
駅がありました^^
フランス側の駅からスペイン側の駅までの移動は、ほんの30秒ほどでした。国境の駅ですが、両国ともEU加盟国なので、パスポートコントロールはありません。
ただし、駅の名前がバスク語の Hendaia (ヘンダヤ) に変わりました。という名前に変わりました。
Hendaia からサンセバスチャンへ
フランスからサンセバスチャンまでの通しのチケットは買えませんでした。なので、ここで新たにチケットを買って、列車に乗り込みます。
のどかなローカル列車のようでした。
バスク鉄道・サンセバスチャン駅
国境の町からの列車の本数は多くすぐに乗り継げ、30分ほどでバスク鉄道の サンセバスチャン駅:Loiola (終点) に到着しました。
Loiola は、Renfe (スペイン国鉄) のサンセバスチャン駅や、サンセバスチャン市内から少し離れています。Renfe (スペイン国鉄) のサンセバスチャン駅までは、徒歩20分くらいで到着しました。
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さいごに
フランスからスペインのバスク地方へ列車で移動する方法をまとめてみました。
2018年の体験記なので古い情報もあると思いますが、情報が少ないので(参考程度として)残しておくことにしました。
行く前は、国境駅の情報がほとんどなく不安だったのです、体験してみると、びっくりするくらい簡単に国境越えができました。乗り継ぎのアンダイエの町からは、スペインのオンダビリアという素敵な港町へも行くことができますので、このルートはいろいろ楽しめそうです。フランスとスペイン、2つの国を楽しみたい時におすすめのルートです。
最後までご覧いただきありがとうございます。