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この記事は、2019年のメルボルン国際空港 (MEL) の入国と市内までの交通機関「スカイバス」の体験記です。
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メルボルン国際空港:入国
オーストラリアに入国する際、入国書類 (検疫を含む) が必要です。
オーストラリアでは、特に動植物品の持ち込みについてはとても厳しく、動植物品 (食物も含む) を持っていて、申告をしないと罰せられることがあります。
品物 | 持ち込み可否 |
市販の菓子類 | 卵が入っている焼き菓子(十分に加熱加工、常温保存可能な市販品)申告不要で可 |
梅干し・漬物 | 可(ただし、自家製の梅干で種が入っているものは不可) |
インスタントラーメン | 麺(卵を10%以上含)が長期常温保存可能であれば可 |
そば・うどん | 申告不要(持込可) |
詳細はこちらをご覧ください→ オーストラリア検疫
ePassport
JALでメルボルン空港・ターミナル2に到着しました。飛行機を降りたら、案内に沿って入国審査場へ進みます。
日本のパスポート保持者で16歳以上であれば、スマートゲート(顔認証ゲート) が利用できるので、対象者は、審査場手前にある e-Passport認証・発券機 (KIOSK:キオスク ) へ立ち寄ります。16歳未満の方、入国スタンプが必要な方は、All Other Passport Holders (その他のパスポート保持者) に進みます。
e-Passport
パスポートの顔写真のページを挿入すると日本語の画面がでてきますので、指示に従って簡単な質問に回答していきます。
step
1パスポートを入れる
パスポートの顔写真が入ったページを開いて、伏せた状態で機械に入れます。
step
2質問に答える
タッチ式スクリーンにいくつかの質問が表示されますので、それに答えていきます。手続き終了後に、自分の名前が印刷されたカードが、機械の左下から出てきます(所要時間1分)。
step
3カードを受け取る
カードを受け取ったら、e pPassport holders (イー・パスポート・ホルダーズ) と書かれた 自動化ゲート (SmartGate) に進みます。
パスポートの置忘れにご注意ください。
Smart Gate
上の写真の先に、SmartGate (自動化ゲート ) があります。自動化ゲートでは、キオスクで受取ったチケットを差し込み、帽子や眼鏡をとって正面のカメラを見ます。撮影が終わって認証されるとゲートが開きますので、そのまま通路に沿って進みます。
入国審査はこれで完了ですが、ゲートを通るときにチケットが出てきますので取り忘れに注意しましょう!
エラーが出た場合、そばに「アシスタントデスク」があり係員がいますので、標識に従って進み、入国審査官のもとで対人で手続きを行います。
カードはその後、税関係員に渡します。
Expressクーポン
JALのプレミアムエコノミーかビジネスクラスに搭乗すると、到着前に「 Express クーポン」が配られました(2019年当時)。このクーポンがあると、入国審査および税関審査の優先レーンである「Express Path」を通ることができます。「Express Path」は、入国審査場に向かって右手にあります。
ただし、Smart Gate が導入されて以来、入国審査は簡単に終了するので「Expressクーポン」はあまり意味がないような気がしました。しかし、私の場合、前回、パスポートの写真と同一人物だと機械が認識しなかったので、今回はクーポンを使って入国することにしました。JAL便が到着する時間帯の入国審査場は空いており(私が行ったとき)待ち時間はほとんどなかったです。
荷物引き取り
荷物を受取る回転式コンベア・carousel (カルーセル) に進みます。モニターに便名とカルーセル番号が表示されています。ここで、最上級ステイタスが発揮されました!5分ほど待ち、最初に荷物が出てきました。
検疫と税関
最期は、Customs (税関) に進みます。機内で書いたオレンジ色の入国書類と、「KIOSKで作ったカード」を提出します。
入国書類を見て、係官が「OK!」と言ってくれたので、何も検査なく入稿完了です!
もし、係員が「検疫を受けるべき」と判断した場合は、入国書類が返され、税関係員が案内する検疫レーンの番号の方へ進み、検疫審査を受けます。
検査の体験
以前、パースの空港で、一度だけしっかり検査されてしまいました。このときは、同じ便で着いた乗務員の方も2人だけ、検査を受けていました。書類上では特に申告するものはなかったのですが・・・。そのときの検査は、5人ずつくらい縦に並ばされ(前向き)、検疫用のビーグル犬が荷物の中に検疫対象となる物がないか、匂いを嗅いで調べました。ここで「問題あり!」となると、荷物を開けての検査となります。税関検査は混んでいたので、税関に並んでから検査終了まで15分くらいかかりました。
オーストラリアに入国される際に植物、動物、動植物でできた物品、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品等)をお持ちの場合には、機内で配られる入国カードの該当欄に印をつけて必ず申告してください。すべての原材料に完全に火の通った市販のビスケットやケーキ、植物性の原材料のみを含む市販の麺類等の食品は、申告する必要はありません。入国カードは法的書類ですので、申告漏れや虚偽の申告があった場合には罰金・罰則が科されます。https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html
毎回、ペットボトルのお水(500ml)を数本持って行きますが、特に没収されることはありませんでした。世界一厳しいとされるオーストラリアの検疫審査、機内でも個人画面で見ることができますが、書類の書き方や審査の様子を事前に確認しておくと安心です。
参照:JAL - 海外 各国出入国書類の書き方:オーストラリア
スカイバス:空港から市内へ
空港から市内までは24時間運行している「skybus(スカイバス)」を利用しました。日中は10分間隔で運行しており、深夜や早朝の時間帯でも15分~30分間隔で運行しています。22時頃でも、多くの人が利用していたので安心でした。
スカイバスのメリット
※2019年当時の値段です。
- タクシーより安い。
- 24時間運行
- 大人1人の料金で、子供(16歳以下)4人まで無料。
- メルボルン市内のサザンクロス駅まで約20~45分(ラッシュ時は1時間以上)
- スーツケースも2つまで預けられる
- 車内のWiFi無料(しかしあまり通じず)
- オンラインチケットは、購入から3カ月間有効
2019年当時、タクシーで市内まで行くと約70AUD・Uberは約45AUDと聞いていたので、一人旅には断然おすすめの交通期間です。チケットの購入は、公式サイトから行いました。
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スカイバスのチケット:買い方
- 種類と枚数を選ぶ
- 個人情報入力とカード決済
- チケット入手
種類と枚数
まず「Melbourne City Express」を選び、その後「Select ticket」でチケットの種類や枚数を選択します。
- Fare type:「Adult(大人)」もしくは「Family(家族割)」
- 「One way(片道)か「Round trip(往復)」
- 最後に「Quantity(枚数)」を選んでの場合は「を選びます。
- Fare(運賃)$36 AUDと出ます
個人情報入力と決済
「Your details(個人情報)」に英語で入力して、最後に「I agree to the SkyBus terms&conditions」にチェックしたら、一番下に「Continue」が出て、決済するためのクレジットカード情報を入力する画面に移動します。使えるカードは、以下の種類です。
- MasterCard
- VISA
- American Express
- Diners Club
カード情報入力したら「Pay now」クリックで購入完了です。
チケット入手
無事、クレジットカード決済されると、「Thank you for purchasing with SkyBus」と表示されます。あとは、スマートフォン用チケット画面を表示してスクリーンショットを撮っておくか、PDFダウンロードして印刷すればOKです。同時に、メールも来ますので、あとで印刷することもできます。
スカイバス:乗り場
JAL便の発着はターミナル2 (T2) です。乗り場は、T1とT3ターミナルの前にありますので、外に出たら少し歩きます。
今回は、T3の方の乗り場に移動しました。乗り場は降車場も兼ねていて、大きな赤い表示があるのですぐに分かります。徒歩1~2分で到着しました。
この日は、T3よりT1の乗り場の方が空いていました。
当日、乗り場でもチケットを買うことはできます。予約は不要です。
バスのそばにいる係員にチケットを見せて乗り込みます。チケットの有効期限は購入から約3カ月ですが、乗車日は特に決められていないので、日本を出発する前にネットで買っておきました。
サザンクロス駅(到着)
上の地図の★の場所が下の写真です。
キングスクロス駅から、特定のホテルまで無料のシャトルバスがあるのですが、深夜は運行していないので、今回は、駅近くのホテルを予約しました 。
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さいごに
深夜に到着するので心配でしたが、スカイバスに乗って、何の問題もなくホテルに到着できました。乗り場もすぐ見つかりました。24時間運行しているので、スカイバスは本当にありがたい公共交通機関です。
また、スカイバスには割引クーポンコードはあるようで、メルボルンのビジターセンターなど様々な場所で配布されているようです。オンライン割引の料金から、さらに5%OFFになるそうなので、現地でチケットを購入するときにはいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
泊まったホテルのようすは、こちらをどうぞ。
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